cygwin上でwin32APIを利用する（mingw でのコンパイル）

win32APIをプログラムで使いたい場合、
mingwを使用する必要がある。

mingwはwindowsで最低限のunix機能を
使えるようにしたもの、大雑把にいえば、
gccをwindowsで使えるようにしたもの。

cygwinのgccより早いそうだ。

cygwinでのコンパイル方法-mno-cygwin
オプションをつければ良い。

gcc -mno-cygwin test.c

どのライブラリを
使用しているかは以下のように確かめられる。

gcc test.c -o a_cygwin.out
gcc test.c -mno-cygwin a_mingw.out

とコンパイルし、

ライブラリの依存関係を

objdump -p

コマンドで調べる。

cygwinのgccでコンパイルしたものは、

objdump -p a_cygwin.out

とすると、

DLL名: cygwin1.dll　

と表示される。
mingwのgccでコンパイルしたものは、

objdump -p a_mingw.out

DLL名: msvcrt.dll　

など表示される。